知っておきたい「災害給水ステーション」
休日、家族連れやスポーツを楽しむ人でにぎわう都立光が丘公園は、災害時の避難場所に指定されています。練馬のおすすめニュースでは、シリーズで光が丘公園にある防災施設をご紹介していきます。
飲み水、料理、トイレ、お風呂など、私たちの生活に水は欠かせません。日ごろから自宅で備蓄する事は大切ですが、長期間の断水などという事態が発生した時に利用できる「災害給水ステーション」をご存じでしょうか。
「災害給水ステーション」では、給水タンク車への給水や、その場で直接給水できる場所です。都立光が丘公園には、この「災害給水ステーション」が、テニスコート周辺に3か所設置されています。目印は、「蛇口とポリタンク」がデザインされたマークです。(写真参照)災害時にペットボトルやポリタンクなどを持参すると水を確保することができるという事を覚えておきましょう!
公園管理事務所に「光が丘公園の防災マップ施設」がありますので、都立光が丘公園へお出かけの際は、是非、場所を確認してみてください。
●都立光が丘公園 練馬区光が丘2-4-1
安心安全な水道水を給水できる「災害給水ステーション」
都立光が丘公園内にある「災害給水ステーション」では、東京都水道局が管理する練馬給水所の水を利用しています。
野球場と陸上競技場の地下に巨大な配水池があり、有効容量は20万立方メートル。なんと25メートルプールの約800杯分だそうです。災害時に備え配水池では、1/3にあたる約6万6千トン以上の水道水を溜めています。
「災害給水ステーション」には、非常用発電機と応急給水ポンプ、組立式給水栓(蛇口)があり、停電や水道管が使えなくなった時にも配水池の水道水をくみ出すことができるようになっています。
「溜めた水の水質は大丈夫?」なんて思っている方もいるかもしれません。でも、ご安心ください!いつもご家庭で使っている水道水と同じです。
練馬給水所では、三郷浄水場、三園浄水場から送られた水を貯水し、普段は23区内城北城南エリアへ水道水を配水しています。定期的な配水管の取り替えや、都内131所の蛇口で24時間体制の水質監視が行われており、災害時用に溜めている水道水も入れ換えを行っています。
現在、練馬給水所は災害に備え耐震工事を行っています。工事現場の防壁に“安心安全な東京水が作られる工程”をわかりやすく説明したイラストが描かれています。
区内にある応急給水拠点
練馬区内には、都立光が丘公園内にある「災害給水ステーション」の他、応急給水拠点となる公園が4ヵ所あります。
●区立大泉公園 練馬区大泉学園町6-2(1,500トン水槽)
●区立学田公園 練馬区豊玉南3-32(1,500トン水槽)
●区立はやいち公園 練馬区早宮1-47(100トン水槽)
●石神井町8丁目公園(仮称) 練馬区石神井町8-41(100トン水槽)
災害が発生した時に慌てないよう、お近くの「災害給水ステーション」「応急給水拠点」の場所をチェックしておきましょう!
光が丘公園にある「災害給水ステーション」について 公園 避難場所
練馬のおすすめニュース編集室
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