街かどにたたずむ「憩いの森」を探してみよう
練馬区内をぶらぶら歩いていると、街かどに、風情ある森の風景を目にしたことはありませんか?「憩いの森」とよばれているこれらの森は、練馬区内に残る樹林地などを区が所有者から借り、区民に開放しているものです。「憩いの森」は、面積1000平方メートル以上、「憩いの森」より小さい「街かどの森」は、面積300平方メートル以上1,000平方メートル未満と定められています。
西武新宿線武蔵関駅から徒歩で約10分のところにある「関町北憩いの森」は、街かどにたたずむなごみスポット。南斜面で細長い敷地になっていて、木でできた階段が、細く長く続いています。クヌギ、エノキ、エゴノキなどの木々が残る雑木林で、春の新緑にはじまり、四季それぞれの姿を見せてくれます。
秋の季節には、どんぐり拾いを楽しむ親子の姿も見受けられます。周りに高い建物が無いので、青い空が広がり、街かどにあるというのにここだけまるで別世界。気分転換にもおすすめのSPOTです。
区内には、街かどにたくさんの「憩い」の森が
この「憩いの森」、もともとは、昭和50年、大泉町一丁目にある樹林地に、たくさんのカタクリが自生しているのが見つかったことから始まったそうです。けなげに咲く薄紫色のカタクリの花の咲く風景を守ろうという思いから、「清水山憩いの森」が誕生し、現在では区内の街かどに「憩いの森」が43か所、「街かどの森」5か所あります。
森を利用する際には、花をつんだり折ったりしない、植物をもちこまない、野球やゴルフなど危険な球技はしない、ゴミは持ち帰るなどのルールをきちんと守りましょう。
昔はこのような森が多くみられましたが、今では数少なくなってきました。
失われつつある都市の中の貴重なみどりを、みんなで大切にしていきたいですね。
憩いの森について 街かど 憩いの森
練馬のおすすめニュース編集室
グルーパーズでは、新型コロナウイルスにより売り上げ減少に困っている事業者様に「練馬のおすすめ」を3カ月間無料で開放しています。宅配やテイクアウトなどをされている事業者様の支援になればと思っています。練馬区活性のために少しでもお手伝いができれば幸いです。
お問い合わせよりご連絡ください。
URL:https://www.nerima-news.com/Inquiries/inquiry