練馬区の子どもと家族のための台風避難・備えガイド
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練馬区での台風に備えるための子ども向け対策
台風は強風や大雨による浸水、土砂災害などを引き起こす恐れがあります。特にお子さまがいるご家庭では、安全確保と健康管理が重要です。以下に、練馬区の公式情報や気象庁の発表を基に、台風時の基本的な心構えと子ども向けの具体的な備えをまとめました。
1. 基本的な心構えと行動原則
- 台風情報は気象庁や練馬区の防災情報サイト、テレビ・ラジオで常に最新情報を確認してください。
- 強風や大雨が予想される場合は外出を控え、窓ガラスには飛散防止フィルムや段ボールなどで補強しましょう。
- 避難指示・勧告が出たら速やかに指定避難所へ避難してください。お子さま連れの場合は事前に避難場所と経路を家族で確認しておくことが大切です。
- 浸水しやすい地域の場合は高台への避難も検討してください。
2. 子どもの個別ニーズへの対応
- 【飲食物】普段食べ慣れている非常食(レトルト食品、お菓子など)を3日分程度準備しましょう。乳幼児には粉ミルクや離乳食も忘れず用意してください。
- 【衣類】濡れてもよい着替え、防水性のある上着、長靴などを用意し、体温低下を防ぎましょう。
- 【医薬品】常用薬や解熱剤、絆創膏など応急処置用品を揃え、お薬手帳のコピーも持参すると安心です。
- 【衛生用品】おむつ、おしりふき(乳幼児)、マスク、ウェットティッシュなど清潔保持用品も十分に準備してください。
- 【その他】お気に入りのおもちゃや絵本で精神的な安定を図りましょう。
3. 暑さ・寒さ対策(季節による)
- 台風シーズンは夏から秋ですが、暑さ対策として冷却タオル、水分補給用飲料(経口補水液含む)を準備しましょう。
- 冬場の場合は使い捨てカイロ、防寒具(帽子・手袋・厚手の服)等をご用意ください。
4. 防災グッズ・器具の具体例と使い方、安全上のポイント
【自宅用】
- 飲料水:一人1日3リットル目安で最低3日分。乳幼児には追加で必要です。
- 非常食:缶詰、レトルト食品、乾パンなど火なしでも食べられるもの。賞味期限管理が重要です。
- 携帯ラジオ:停電時にも情報収集可能。周波数合わせ方法を家族全員で共有しましょう。
- 懐中電灯:予備電池もセットで保管し定期点検してください。
- 簡易トイレ:凝固剤付き携帯トイレは衛生面から必須です。
【持ち出し用非常袋】
- 貴重品(身分証明書コピー、母子手帳)、現金、小銭
- 飲料水500mlペットボトル数本
- 乳幼児用品(粉ミルク、おむつ数枚)
- 非常食(栄養補助食品等)
- 救急セット(絆創膏、消毒液等)
- 防水ポンチョまたはレインコート
- 携帯電話充電器・モバイルバッテリー
- ホイッスル(救助要請用)
【安全上の注意点】
- ガスボンベ類は直射日光、高温多湿を避けて保管し使用時は換気十分に行ってください。
- ろうそく等火気使用時は火災防止に細心の注意が必要です。可能な限りLEDライト利用がおすすめです。
- 定期的な防災グッズ点検と家族内で使い方確認を習慣化しましょう。
5. 緊急連絡先と支援情報
- 練馬区役所防災課電話番号: 03-3993-1111 (代表)
- 気象庁ホームページ:https://www.jma.go.jp/
- 練馬区公式防災情報:https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/info.html
以上、ご家庭内で話し合いながら準備いただき、安全第一で行動してください。
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情報参照元:
* 気象庁
* 練馬区公式防災情報
* 内閣府防災情報
練馬区での台風の子供